大阪学院大学 外国語学部ホームページ
社会で活躍する卒業生の体験談や、留学中の学生からの現地リポート等が閲覧できます。

2017年度OGUトピックス

宅建合格、就職内定おめでとう

  外国語学部4年次生の森邊美輪さんは、昨年11月に実施された「宅地建物取引士資格試験」に見事合格しました。いわゆる「宅建」と呼ばれるこの試験は、民法、借地借家法、不動産登記法、都市計画法、建築基準法など、広範囲にわたる法律の知識が要求される、平均合格率15〜17%の国家試験です。法律で、不動産業は各事務所ごとに従業員5名に1名以上の割合で、不動産の専門家として宅地建物取引士を置くことが義務付けられています。


  森邊さんは外国語学部生として英語の勉強に励む一方で、経済学部の相川先生ご担当の「都市経済論」 や「不動産取引法」などを履修し、「宅建」の試験勉強に打ち込んできました。その結果、昨年の「宅建」試験合格という栄誉を手に入れることができました。


  1月24日、森邊さんを含め昨年「宅地建物取引士資格試験」に合格した本学学生と、既に同試験に合格し現在不動産業界等で活躍している本学卒業生、そして彼らを指導してくださった相川先生との交流会が開催されました。詳しくは以下のサイトをご覧ください。

   

宅建士試験合格者と卒業生の交流会


<前列左端が森邊さん、前列中央が相川先生>


  上記サイトで相川先生が述べられていますように、宅地建物に関する法律的な知識は不動産業界だけにとどまらず、建築業界や金融業界等でも重視されています。特に金融業界では、土地や建物などの不動産を担保評価して融資することが極めて多いことから、不動産の知識がなくては成り立たない部分があり、宅地建物取引士の資格を持つ人材が求められています。


  森邊さんは本学卒業後は大和証券株式会社への入社が内定しています。宅地建物取引士としての不動産に関する豊富な知識を金融業界で存分に発揮して、新たな分野でのプロフェッショナルを目指します。


キャンパスマナー川柳、新春夢トーク


  2018年1月22日、「キャンパスマナー川柳」の入賞者の発表と授賞式が2号館で開催されました。外国語学部からは銀賞に2名、銅賞に1名が選ばれました。3名の受賞者とその作品は以下の通りです。


  銀賞「挨拶が 自分を変える 第一歩」    谷川 芽衣

  銀賞「あいさつで つながる心 交わす声」 坂塲 友美

   銅賞「ゴミ拾い 笑顔の花を 咲かせよう」  近藤 菜月        <左:坂塲さん、右:近藤さん>

 

受賞の3名は全員が1年次生です。あいにく授賞式に谷川さんは出席できませんでしたが、坂塲さんと近藤さんが学生部長の角田先生から賞状と記念品の授与を受けました。


  受賞作品はキャンパスのあちこちに掲示されています。それぞれの作品で詠われている言葉を心に留めて、マナー向上に努めましょう。


  「キャンパスマナー川柳」授賞式に続いて、「新春夢トーク」の発表会が開催され、充実した大学生活の中でチャンスを生かし、夢の実現へと向かって努力してきた学生がそれぞれの体験談を語りました。外国語学部からは、4年次生の原克典君が「今にしかできないことを全力で」というタイトルで発表しました。


  原君は1年次にLEIプログラム1期生として、1年間英語のみで行われる授業プログラムを受講し、入学時360点ほどだったTOEICのスコアを1年間で600点ほどにまで上げ、2年次生の時、交換留学派遣生としてアメリカに派遣されました。2学期間の留学生活を終えた後も、引き続き、ハリウッドにある日系テレ

ビ局でインターンシップを経験したり、香港理工大学のサマースクールに参加したりと、意欲的にさまざまなことに挑戦してきました。その結果、現在のTOEICのスコアは840点、今まで訪れた国は実に13カ国にのぼるとのことです。「挑戦は失敗の繰り返しだが、目先のことだけでなく、その先の頂上を見据えて挑み続けるべき」と言う原君の目は輝いていました。




「カタリバ」報告

  5月13日土曜日に、2号館1階で「高校生と大学生との交流・語り場(カタリバ)」が開催されました。参加したのは、本学併設高校国際コース3年生(出席36名)と本学大学生7名、教員2名(別にアシスタント学生3名、サポート教員2名も参加)等であり、大学側は国際学部・外国語学部・経営学部ホスピタリティ学科の3学部・学科からの参加でした。


  この交流会がモデルとした「カタリ場」は、高校生と大学生が同じ床に座り、後輩の持つ悩みを近い年齢の先輩が共有し、時にはアドバイスや解決策を出しながら高校生の意欲を高めるものです。


  本学では、大学側が実質8つのグループ(国際3グループ、外国語 3グループ、ホスピタリティ 2グループ)を設け、高校生は、休憩をはさんで約70分で3回の「カタリバ」で好きなグループを選んで交流していました。

  高校生は進路を考える時期であり、(1) 進学先候補にOGUを入れること、(2) OGUのどの学部を選ぶかを固めること が目標でしたが、大学側は、プレゼンテーション後に質問を受け付けたり、高校生との対話相談を通じて、各学部の

魅力や個人の体験・夢等を伝えることを目標としていました。


  外国語学部からは、在学生2名と教員1名(神谷准教授)が高校生と交流を図り、2名の学生はそれぞれが持つ特性を生かしながら、高校生と対話していました。一方、神谷准教

授は大学紹介のプレゼンテーションを行なったり、2週間ほど前に訪れたドイツで、本学部から留学している学生4名の様子を動画で紹介したりして、高校生の意欲を高めている様子がうかがえました。

  交流後に高校生が答えたアンケートでは、新たに大阪学院大学が進学先の候補になったり、非常に魅力的にうつる学部が見つかったなどの好意的な感想が目立ちました。



〈ドイツ語教師〉神谷のドイツ旅行報告@:交換留学中のOGU学生と楽しむ

【フランクフルト到着】

 4月28日(金)の朝に関西国際空港を出発、オランダのアムステルダム空港を経由(ここで入国審査)、同日の夜にドイツのFrankfurt(フランクフルト)に到着しました。夕食は若者が集う店に入り、Radler(ラードラー:ビール+レモネード)を飲みながら、サラダとカルボナーラを食べて熟睡できました。


 4月29日(土)の朝は、ホテルの朝食バイキング、ドイツで食べるドイツパンはやはり美味しいものです。チェックアウト後荷物を預けて、街の散策に出掛けました。Frankfurtは金融街の都市ですから、Americanizeされています。メインストリートの角に、マクドナルドとスターバック

スを発見しました。広場では木曜と土曜にのみ開かれるWochenmarkt(ヴォッヘン・マルクト)が催されており、新鮮な野菜や肉等が売られ、多くの地元民、観光客で賑わっていました。立ち飲みのお店もあり、Weißwein(ヴァイス・ヴァイン:白ワイン)と搾りたてのApfelsaft(アプフェル・ザフト:リンゴジュース)を頂きました。ワインも美味しいですが、100%のリンゴジュースは最高です!


【トリア到着】

 午前11時頃にDB(デーベー:ドイツ鉄道)に乗って、OGU学生が交換留学中のTrier(トリア)へ向かいました。FrankfurtからKoblenz(コプレンツ)で乗り換え、3時間半程度でTrierにやって来ました。駅にゼミ生の15FE-岩田君が迎えに来てくれ、ホテルまで重い荷物を運んでくれました。その日の夜は、14FE-岩切君、15FE-戸倉さん、15FE-橋本さんを加えて、5名で「魚とワイン」のお店で乾杯、楽しい夕べを過ごすことができました。


【モーゼル遊覧】

 4月30日(日)は、1人でのんびりと過ごしました。TrierはMosel(モーゼル)河畔の町ですから、遊覧船を楽しむことができます。1時間と2時間のコースがありますが、今回は2時間の船旅を選びました。前半は船内レストランで、Gulaschsuppe(グーラッシュ・ズッペ:ビーフシチュー)とApfelschorle(アプフェル・ショーレ:リンゴジュースの炭酸割)を頂きました。ロケーションも最高ですから、いつも以上に美味しく感じました。後半は船上デッキで景色を堪能しました。先頭の席をゲットできましたから、ビデオカメラでの動画撮影やデジタルカメラでの自撮りを楽しみました。日曜日ということで、家族連れも多かったですが、犬も数匹乗船していました。ドイツでは犬は家族の一員であることを再認識しました。


〈ドイツ語教師〉神谷のドイツ旅行報告A:トリア大学を訪問

【トリア大学の学生寮訪問】

  5月1日(月)はTag der Arbeit(ターク・デア・アルバイト、労働者の日:メーデー)、ドイツは祝日です。大学もお休みですので、岩切君、戸倉さん、橋本さん、岩田君が暮らす学生寮の様子を撮影に行きました。私が宿泊したホテルはトリア

中央駅の近くですが、バスに乗り15分程度でトリア大学に着きます。学生寮は幾つかありますが、伝統的にOGUの学生が住むWohnanlageTarforst(ヴォーンアンラーゲ・タールフォルスト)は、教室棟、図書館、学食等の近くにあり、寝坊が日課の人にとっても最高の立地条

件です。

  ゼミ生である岩田君の部屋を見せてもらいましたが、テレビ、オーブン、レンジ等を無料もしくは安価で入手し、自炊・自活がしやすい環境を自力で整えていました。ドイツ語力だけではなく、海外における生活力も向上しており、ゼミナール担当教員として大変嬉しく思います。4人にはビ

デオ撮影(ドイツ語会話の寸劇、学生寮の紹介、インタビュー等)にも積極的に協力してもらい、楽しくて有意義な時間を共有できました。ドイツ語やゼミナールの授業で上映する予定ですので、神谷クラスの皆さんは楽しみにしていてください。


【朝食バイキング編】

  5月2日(火)の午前10時にホテルで4人と待ち合わせ、ちょっと遅めの朝食に出掛けました。橋本さんお勧めのWirtshaus(ヴィルツ・ハウス)というお洒落なお店で、Frühstückbüffet(フリューシュトゥック・ブュッフェ:朝食バイキング)、7ユーロ95セントを堪能しました。岩田君が≪凄い量のオープンサンド≫を作り頬張っていました!個人的には、ゆで卵とオレンジジュースが美味しかったです。


【トリア大学関係者との交流】

  OGU国際センターの畑中さんの尽力により、トリア大学の教員や職員等との交流もでき

ました。

  まずは、5月2日(火)の午後に大学へ向かい、トリア大学第二学部日本学科の先生方と歓談しました。Susanna Eismann先生、Sven Schürkes先生、そして、主任教授のHilaria Gössmann先生と色々と情報交換しました。日本語が流暢で、日本が大好きなゴスマン先生からは「OGUの学生に何か困っ

たことがあったら、いつでも相談してくださいね!」と言われました。


  その後町へ戻り、トリアの語学学校TASI(Trierer Akademie für Sprachvermittlung und Integrationsförderung)の経営者兼校長であるMarc Borkam氏と歓談をしました。町の中央に位置し、歴史的な建造物に囲まれた恵まれた立地環境です。教室は4部屋ありますが、絵

画も貼られており、落ち着いて勉強できる環境です。以前トリア大学に勤めていたボルカム先生は、学校設立の経緯と実情を話され、その後使用教材について情報交換をし、教室の見学もさせていただきました。トリア大学のオリエンテーションが始まる直前にここで事前研修を受けていたOGU学生のことをよく覚えていて、この半年間でみんな成長しているとおっしゃっていました。


  5月3日(水)の午前中には、トリア大学国際センターのCarsten Klugerさんと会いました。OGU学生が一番世話になっている部署のベテラン職員です。私の要望に応えて、学食、カフェテリア、学生寮、公園、運動場、体育館、図書館、講義室等、ゆっくりとキャンパス案内をしてくれました。

ビデオカメラによる非常に良い映像が撮れましたので、授業で上映したいと考えています。


  同日の昼頃には、トリア大学における「外国人対象のドイツ語教育」のリーダであるvan Wylick先生と会いました。とても情熱的な方で、カリキュラム全体を詳細に説明してくれたり、OGU学生の授業における成果物等を見せてくれたりしました。さらに、専門家同士として、最近のドイツ語教材につ

いて熱く語り合うことができました。スケジュールの都合上、授業見学はできませんでしたが、次の機会には実現したいと思います。


  今回のトリア大学訪問は大変意義深いものになりました。セッティングをしていただいたトリア大学及びOGU関係者の皆さんに、感謝の辞を述べさせていただきます。


〈ドイツ語教師〉神谷のドイツ旅行報告B:神谷ゼミOBの若井氏と乾杯

【デュッセルドルフにて】

 5月3日(水)と4日(木)は、Rhein(ライン)河畔のDüsseldorf(デュッセルドルフ)に泊まりました。神谷ゼミOBの06FG-若井寛実氏(SANKO EUROPE GmbHに勤務)が、今年の1月から働いている町です。11年前にドイツ語を習い始めた教え子とドイツで会う日が来るとは、まさにドイツ語教師冥利に尽きる

ものです。


 初日は、まずはDüsseldorf名物のAltbier(アルト・ビーヤー:アルトビール)の店で乾杯しました。その後、ライン河畔の野外レストランで食事をしながら、お互いの近況や昔話に花を咲かせました。

 2日目には若井氏へのインタビューを行いました。ドイツ語や英語を勉強しているOGU学生へのアドバイス、卒業生の立場からのOGU教職員へのメッセージ等をビデオ撮影することができました。その後、日本人が経営する和食のお店へ行き、居酒屋メニューとビールやサワー類を堪能しながら、お互いの今後について語り合いました。


  なお、若井氏は『大阪学院大学/大阪学院大学短期大学部 国際センターニュースレター Vol.29 Spring, 2017』に「全世界の企業の人達と肩を並べて戦えるマルチプレイヤーを目指して」を執筆していますので、ぜひお読みください。

http://www.osaka-gu.ac.jp/int_exchange/center/pdf/vol29_jp.pdf


【帰国へ】

  5月5日(金)の早朝にホテルをチェックアウト、ドイツの超特急ICE(イー・ツェー・エー)でフランクフルト空港駅へ移動、アムステルダム空港で乗り継ぎ、出国審査を経て、5月6日(土)の午前9時頃に関西国際空港へ戻りました。

  とても充実したゴールデンウイークを過ごすことができました。



International Fair 2017

  4月25日(火)〜27日(木)の1年次、および2年次ゼミナールは複数クラスの合同授業を行い、国際センター、アウトバウンド・プログラム・コーディネータの畑中みどり氏から、留学する際に必要な学生としての資質・姿勢、そして海外を経験することで得ることのできる驚き、感

動、チャンス、人間的な成長についてのお話を聞きました。


  その後、ゼミナールの学生たちは、国際センター主催で開催されているインターナショナル・フェアに参加しました。1年次、梅田ゼミ、吉村ゼミ、中田ゼミが参加した25日(火)午前は、アメリカの大学から日本に留学し、本学の日本人学生とルームシェアをしているCET Academic Programsの学生たちによるポスター・プレゼンテーションが行われていて、外国語学部の学生たちはそれぞれのポスターセッションを巡り、熱心に発表を聞き、質問をしていました。


  2年次ゼミが参加した25日(火)、27日(木)午後は、海外からの留学生による自国の紹介、CET Roomsharingに参加したことのある日本人学生の体験談、Buddy ProgramやTeam SOSといった海外からの留学生を日本人学生がサポートするプログラムの紹介等、さまざまな国際交流プログラムについてのポスター・プレゼンテーションが行われていました。


  1年次神谷ゼミ、村田ゼミ、川本ゼミが参加した26日(水)午前は、国際交流プログラムに参加している海外からの留学生による日本語発表会が催されていて、さまざま国々や地域から本学に来ている留学生たちが、「ドイツのビールについて」、「中国の鍋料理について」、「日本と韓国のゲームセンターについて」等、日本を訪れて興味を持ったトピックについて日本語で発表しました。当然のことながら、留学生たちの日本語のレベルはさまざまで、以下はドイツからの留学生と1年次生のやり取りです。


 ドイツ人学生:  質問はありますか。

 日本人学生:   日本に来てどれくらいですか。

 ドイツ人学生:  How long?

 日本人学生:   Yes.

 ドイツ人学生:  あ〜、14時間ぐらいです。

 日本人学生:   えっ、14時間? Do you want to say 14 days or 14 months?

 ドイツ人学生:  日本はドイツからどれくらいかかるかじゃないの?

 日本人学生・ドイツ人学生:  大笑い


といった調子で、日本語、英語、さまざまな言語、身振り手振りと、目一杯のコミュニケーション手段を総動員してのやり取りがくり広げられました。





A Visit to the I-Chat Lounge

4月18日、今年も1年次川本ゼミで I-Chat Lounge を訪問しました。約束の時間より10分ほど早く到着してしまい、I-Chatのスタッフさんたちを焦らせてしまいましたが、快く受け入れ準備をしてくれて、ほどなく全員が入室できました。(This must have reminded the staff that Japanese are TOO puncutual.)

まずは先輩学生たちが登場するI-ChatのPR動画を見て、いかに先輩たちがI-Chatを利用することで、楽しく英語力を向上させて、留学に結びつけていったかを知りました。

その後、グループに分かれて、英語での自己紹介が始まりました。たどたどしい英語で照れながら話す学生もいれば、最初から流暢な英語で話す学生もいました。出身地や趣味についてなどに話題が移るにつれて、学生たちの緊張もほぐれ、How we talk ではなく、What we talk about に自然と関心の力点がシフトして行き、肩の力を抜いて気楽に喋れるようになっていきました。





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